深夜のランダム・ウォーク

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デスマーチからはじまる異世界狂想曲 第3話

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(あらすじ)ゼナに誘われ、セーリュー市を見て回ることになったサトゥー。セーリュー市名物「竜翼揚げ」や「セーリュー揚げ」など、初めて口にする食べ物の数々に舌鼓をうち異世界を満喫するサトゥーだったが、馬車での移動中にゼナから「聖剣」や「魔族」が存在すると関係を聞かされる。魔族――その言葉に何かが引っ掛かるサトゥー。その時、「魔族」と言われ、鎖に繋がれ民衆から石を投げつけられる少女たちの姿を見つけ、何とか止めようとするサトゥーとゼナだったが……

 

 

低空飛行だった第1話、第2話。第3話も、正直面白いとはいえない。

 

まず、肝心要の作画がよろしくない。

製作はシルバーリンク。最近だと、 「政宗くんのリベンジ」、「武装少女マキャヴェリズム」、「つうかあ」などを手がけている会社だ。これらのアニメをみている限り、シルバーリンクの作画は、B級といった具合である。このデスマーチでも、作画はよろしくなく、キャラクターの表情に、たまに違和感を覚えるシーンが目立つ。

 

また、作画もあやしいが、どうもキャラクターの動きに不自然なところが散見される。構図も実に単調だ。ほとんど、キャラを正面からみたような画ばかりである。

終盤の巨大な虫との戦いは見せ場の一つであるはずだが、主人公が銃で打って終わり。

見せ場らしい見せ場がほとんど無かった。

 

そして、特に問題なのが、チートレベルの力をもつ主人公が、その力をまったく生かそうとしないところである。

 

このアニメは、どうしても「異世界はスマートフォンとともに」(以下イセスマ)と比べてしまう。

イセスマは、賛否両論あったが、ストレスフリーで面白かったと思う。イセスマ主人公は、デスマーチの主人公同様、チートレベルにあるが、その力を存分に発揮していく。何かトラブルがあったときはスマートに解決するし、周りの女の子をどんどん落としていく。異世界において、視聴者が望むことを全て叶えていく、といった感じだ。

 

しかし、デスマーチの主人公のキレの悪さにはストレスがたまるばかりだ。主人公達がダンジョンに囚われたときは、ゼナがダンジョンでピンチになっているんだから、最速で助けに行けよ!なんのためのチートスキルだよ!と画面に向かって一人ツッコミである。

 

ここで、小説を読んでみたのだが、アニメは小説を大幅に改変しているようだ。小説では、主人公はあまり目立たないようにする方針を立てていたり、目の前で起こったトラブルに対してチキンな対応をみせている描写がある。 それであれば、やや納得できるところはある。しかし、アニメでは前述のように、ただ煮え切らない主人公、という印象しか受けない。

 

  小さくてみえないゲームウィンドウにもイライラする。これは、小説での「小さなウィンドウ」を表現しているのだろう。そこは小説に合わせないで、視聴者にわかりやすいよう、文字を大きく改変すべきじゃないか。さらに悪魔のセリフは声をいじりすぎてなんていっているか分からない。

 

・・・というわけで、このアニメも、アニメが完成したときに、視聴者がどのように感じるか、まだイメージできない方々がつくったのではないかと思われる。