深夜のランダム・ウォーク

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話 感想

 

すごかった・・・。

 

今までは素晴らしい作画に対して、それを邪魔しない穏やかなストーリー、という感じだった。

しかし、今回は、脚本が作画に負けないほどの存在感を示したことで、アニメとは思えない重厚な出来栄えになったと思う。

 

 

 

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冒頭の、戯曲を完成させるまでのエピソードだけでも、視聴者を十分に感動させるものであった。

短時間の中で、オスカー・ウェブスターと、その娘オリビアのことを描き、無理なく感動的なエピソードに仕上げる脚本はお見事である。

 

 そして、ヴァイオレットが、湖の上を「歩く」シーンは、息を呑むほどの美しさ。

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すごいな・・・。

他のアニメ会社は、これをみたら戦慄するんじゃないか。

 

ここまでの展開で、アニメの1話としては、十分なボリュームだ。

大方の視聴者は、ああ、もう今日は終わりかな、と油断したのではなかろうか。

しかし、今回は、ここから大きな展開を仕掛けてきた。

  

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「良かった。貴女が立派になって…浮かばれるわね。亡くなったギルベルトも」

 

ぐさり、と、心に何か突き刺さったような感覚があった。

 アニメみてて、こんなに衝撃を受けたのはいつ以来だろう。

  

毎年、何十本と深夜アニメをみるけれど、その多くは、似たり寄ったりのものが多い。

だがしかし、たまに、こういうすごい話に巡り合うことがある。

だから、深夜アニメはやめられないのだ。 

 

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