「かくりよの宿飯」の原作は、友麻碧さんによる小説である。小説をもとに、コミックも発売されている。
小説→かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。 (富士見L文庫)
コミック→かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。(1) (B's-LOG COMICS)
アニメの第1話は、正直あまり面白いとはいえなかった。
第1話で出てきた主人公の津場木 葵、大旦那、銀次は、とにかく普通である。
話の方も、どこかでみたようなもので、新しいものがあるわけでもない。
画の方もあまり変化がなく、かなり退屈な30分であった。
なぜこんなにつまらないかと考えてみたのだが、冬アニメが豊作すぎたのだろうか?
「かくりよの宿飯」は、
ヴァイオレット・エヴァーガーデンのように画が綺麗なわけではなく、
キリングバイツのようにエロやバトルがあるわけでもなく、
からかい上手の高木さんのようにドキドキがあるわけでもなく、
オーバーロードのように笑えるわけではなく、
肝心の「宿飯」も、ゆるキャン△のように美味しそうにみえない。
アニメは、3話まで我慢、という説がある。
だがしかし、1クール通して面白いアニメかどうかは、第1話でだいたい分かってしまうものだ。
「かくりよの宿飯」の場合、笑えるところがなく、話が普通、肝心の料理もあまり美味しそうとは思えない。加えて画の出来や動き、演出がこの程度であれば、この先も時間を裂いて観る価値があるかどうか、怪しいような気がする。
東山奈央さんの透き通るような声が美しいOPは素晴らしいので、次回もとりあえずチェックしてみることにする。