深夜のランダム・ウォーク

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重神機パンドーラ 第1話 感想 これが中国テイスト・・・?


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(あらすじ)2031年、中国の翔龍で起こった次世代エネルギー装置「量子リアクター」の爆発が原因で、世界中に特異進化生物「B.R.A.I」が出現。滅亡の危機に瀕した人類は、絶対防衛都市と呼ばれる数十の都市への撤退を余儀なくされた。「翔龍クライシス」と名付けられた爆発から7年後。事故を引き起こし、翔龍を追放された科学者のレオン・ラウは、絶対防衛都市ネオ翔龍となった街の郊外で、契約を交わし家族となったクロエ・ラウとともに暮らしていた。ある日、レオンは近くに出現した大型のB.R.A.Iからクロエを守るため、多目的可変ビークル「MOEV」で出撃する。不慣れな戦いの中で、レオンは対B.R.A.I用として開発中だったハイパードライヴの起動によってMOEVを人型に変形させ、B.R.A.Iを退けることに成功する。これによってネオ翔龍へと帰還したレオンとクロエは、ネオ翔龍防衛軍が組織した特殊部隊「パンドーラ」に加入し、B.R.A.Iの脅威を取り除くための戦いに身を投じる。

 

 

ウィキペディアによると、『重神機パンドーラ』は、河森氏原作、サテライト制作によるオリジナルテレビアニメである。

本作は、河森氏と親交がある中国のプロデューサーが企画を持ちかけて立ち上げられたオリジナルアニメであり、福建省廈門市のXiamen Skyloong Mediaがサテライトと連携して製作を行っている。

 

その日本と中国がタッグを組んでつくられた「重神機パンドーラ」の第1話は、正直微妙な出来である。

 

ナレーションによる説明があるので、とりあえず世界観は分かる。

特異進化生物「B.R.A.I」が生み出されてしまった要因は少し強引だけれど、アニメとして観る分には納得はできる。

また、主人公がやろうとしていることも、要は「パシフィック・リム」における、「Kaiju」に対する兵器、イェーガーを作ろうとしているようなものということも分かる。

 

ここで声優さんをみてみると、花澤香菜さん、東山奈央さん、茅野愛衣さんら、超実力派有名どころを揃えている。

 

CGを使った画も、動画も綺麗だ。

 

だが、肝心の話、演出、絵コンテなどについて、どうも違和感を感じてしまう。

 

特に、見せ場の主人公覚醒シーンは突っ込みどころが多い。

 

第1に、「ハイパードライヴの最後のパーツが人間」というところだ。

これはかなり重要なところであるが、説明が不足している。

ハイパードライヴがなんなのか、物語の中でほとんど説明されていないので、人間がパーツと言われても、頭に疑問符しか浮かばないのである。

 

これについては、なんらかの伏線を張っておくべきだろう。

 

例えば、ハイパードライブは危険なものなので、レオンは人間を近づけないようにしていたけど、クロエがうっかりハイパードライブに近寄ったときに、ハイパードライブがなんらかの反応を示す描写を入れるとか。

もしくは、ラストシーンでハイパードライブが起動したとき、レオンに、「そうか、ハイパードライブの実験中は、人間は近づかないようにしていた。今は俺がいる!」みたいなことを言わせると説得力が出てくるのではないか。

 

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第2に、戦闘シーンでキャラクター達の距離感を間違えている。

クロエのすぐ近くまで「B.R.A.I」が近寄っていたはずなのに、レオンが飛び出してくると、いつのまにかクロエと「B.R.A.I」の間にかなりの距離が生じている。

細かいところであるが、キャラクターの距離感は、アニメやマンガでは大事なところだ。それがおかしいと、物語の中には入り込めなくなってしまう。

 

 第3に、突然レオンが熱血ヒーローのごとく「うおおおお!」とか叫ぶところには、正直引いてしまった。まぁ、そういう覚醒もあるといえばあるが。

 それはまだいいとして、どうしてもよろしくないのがこれだ。

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 「多重次元アタ―――――ック!!」

 

うーん、だっせえ・・・・・。

 

主人公がコックピットで必殺技の名前を叫んでいいのは、シンカリオンみたいな子供向けロボットアニメぐらいまでだ。

リアルロボットに分類されるであろうパンドーラで、必殺技の名前を叫ばれると、正直萎えてしまう。

どうしても叫びたいのなら、なにか理由をつけるべきじゃないか。

例えば、ハイパードライブで動くロボットの武器は、登場者の掛け声がトリガーになっているとか。

 

邪推ではあるが、このあたりの少し時代遅れなセンスは、もしかしたら中国のスタッフのものなのかもしれない。

 

とりあえず画はいいし、好きな声優さんが揃っているので、視聴は継続することにする。