「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」は、サンライズ制作によるオリジナルアニメである。
wikiによると、名作「TIGER & BUNNY」から続くアニメシリーズプロジェクト「バディシリーズ」のひとつということだ。
制作が「サンライズ」だけに、かなり期待していたのだが、正直面白いとは思えなかった。
とりあえず、冒頭のナレーションで軽く引いた。
「これはとある町に暮らす警官の俺がヒーローになるまでを描く話になる…予定だ」
よくこのセリフを選んだものだ。
説明不要だろうが、これは某人気ヒーローアニメで使われているセリフ。
もしかしたら、他にアニメをパロっていくアニメなのかと思ったが、そうでもないらしい。
次に、冒頭のアクションシーン。
あれだけかっこよく弾を込めるシーンを入れておいて、外れる弾丸。
これは笑うところだろうか?
そして突然挿入されるナレーション。
「これはあくまで刑事の話!職務のためなら命も懸ける刑事たちの話なのだ!残念!」
・・・第1話総評。
一言で言うと、中途半端だ。
ひとつひとつのシーンが、ギャグなのか、シリアスなのか、今ひとつ分かりにくい。
それと、わりと致命的なのが、ただ人間がドンパチやるアニメということだ。
ヒーローというキーワード、さらにタイガー&バニーという名作があるだけに、
こちらとしては、登場人物達が何かに変身するのでは、とか、超能力を発揮するのでは、という期待がある。
ただ銃だけで戦うのは、かなりインパクトに欠ける。
それこそ、ナレーションで、そういう点を説明しておくべきじゃないか。
「このアニメに、変身とか超能力は一切ない!残念!」とか。
そして、人間だけでやるというのなら、ストーリーによほど魅力が必要だ。
しかし、第1話に魅力があったかというとそうは思えない。
秋は忙しいし、相変わらず放送されるアニメは多い。
しばらく録画はするが、観ることはなさそうだ。
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