アニメ「ソラとウミのアイダ」は、 広井王子氏原作 、トムス・エンタテインメントによるオリジナルアニメである。
wikiによると、「ソラとウミのアイダ」は、フォワードワークスより配信されたスマートフォン用のゲームアプリ。つまり、この「ソラとウミのアイダ」は、いわゆるスマホ販促アニメだ。
近年、毎期、スマホゲームを基にしたアニメが放送されているが、そのほとんどがつまらないものになっている。
おそらくは、時間もお金もない中でシナリオがつくられるためと考えられる。
この「ソラとウミのアイダ」については、名作「サクラ大戦」の原作者である広井王子氏が関わっているということで、多少は期待していた。
しかし、やっぱりこの「ソラとウミのアイダ」もつまらないとしかいいようがない。
まず、いいところ。
人物の作画は比較的安定していた。
・・・・まぁ、女性キャラはほぼ同じ顔なので、ある意味手抜きかもしれないが、それは他のアニメもそんなに変わらない。
次に、設定がいい。
魚がいなくなった世界で、宇宙にイケスをつくり、漁を行うというのは、ワクワクする設定だ。
尾道市を舞台にしているところもいいと思う。
とりあえず、いいところはそれぐらいか。
問題は、とにかく漁のシーンがしょぼいことだ。
まず、魚とカニのビジュアルが雑すぎる。
そして、漁のときに守護神を呼び出すというのも、なんだこりゃという感じだ。
おそらく、これはスマホゲームそのものなのだろう。
しかし、スマホゲームなら良いとしても、それをただアニメにして、面白くなるかどうか?
例えば、最近のスマホゲームの成功例というと、「ウマ娘」と「ラストピリオド」があげられる。
ウマ娘は、ゲームシステムそのものよりも、ウマ娘たちの成長ストーリーをメインにアニメ化した。
一方、「ラストピリオド」は、なんでもありのパロディ作品に仕上げてきた。
多分、この2つも、ゲームそのままのアニメ化では、つまらないものになっただろう。
しかし、アニメを観る層に対してアピールするために、アニメに特化したストーリーを練り上げたのだと思われる。
この「ソラとウミのアイダ」だが、最初の設定をみて、もっとリアルなストーリーを想像していた。
しかし、目の前に出てきたのがスクール水着のロリ少女では、肩透かしもいいところだ。
ついでに、「まきまき」を演じている「人」の演技力はあまりにひどすぎて、聞くに耐えない。
というわけで、次回はみる必要はなさそうだ。
ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-第3巻<初回限定生産> [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2018/08/29
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る