第1話~第3話まで、作画やシナリオにイマイチ感があったが、第4話はかなり秀逸な出来であった。
作画は、今回は割とみられるものになっていた。加えて、シナリオが良いと思った。
なぜ、警察や自衛隊が動かないか。
なぜ、戦いに消極的な、あすかが動かなければならないか。
序盤でそのロジックを丁寧に組み立てたことで、あすかが戦いに身を投じることに違和感は生まれなかった。
また、第1話~第3話に、拷問シーンやグロシーンが多かったこと、そして拷問対象となったのが、これまでに何度も登場した希美ちゃんということで、第4話には相当な絶望感があった。
単純に、派手なバトルやグロいシーンを入れているだけでなく、ここまでのシナリオの組み立ては、なかなか秀逸だと思う。
そして、この拷問シーン・・・。
どこまでやるのかと思ったけど、なかなか本格的。
高橋李依さんの演技力は今の声優業界の中でもトップクラスだと思うけど、その実力が存分に発揮されてしまったので、かなり痛々しいものとなった。
それにしても、この拷問シーンの凄惨さは、やや甘い作画に救われるところがある。
拷問シーンをの凄惨さを緩和するためだったらすごいのだが。
無敵そうに思えたあすかも、かなりにピンチに陥った。
次回がけっこう楽しみになってきた。