ドッピオVSリゾットのバトルは、ジョジョの中でも、屈指のエピソードの一つである。
リゾットの「メタリカ」の能力には、ちょっと納得しづらいところ
(人間の鉄分で、そんなにナイフつくれるのだろうか?鉄分で、姿を隠すことなんかできるんか)
があるんだけれど、ジョジョ特有の説得力がある。
そして、「自分の人格」からの指令(?)を電話の着信音を自分で言い、カエルやタバコを電話機がわりに耳元で受けるシーンは、ジョジョのなかでもヤバイシーンの一つ。
漫画でのインパクトは相当なものであり、なかなか忘れることはできない。
アニメになって、声優さんが声をあてると、そのヤバさに拍車がかかる。
そんな特徴的なエピソードは、相当な完成度でアニメ化されたと思う。
作画、話のテンポなど、文句のつけようがない。
アニメならではの演出もセンス抜群。
特に、画面をカメラにみたて、血を垂らすシーンは、漫画ではできない表現だ。
絶体絶命のドッピオが、どのように逆転するか。
エアロ・スミスを使った反撃方法は、漫画を読んでいて、思わず唸ってしまった。
荒木飛呂彦先生のすごいところは、独特なセンスもあるけれど、こういったアイディア力が他の作家さんよりも数段抜きん出ているところだと思う。
ジョジョ5部アニメは毎回面白いけど、今回は特に良かった。
これは、ブルーレイ一揃え欲しくなってくるな。
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