深夜のランダム・ウォーク

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盾の勇者の成り上がり 第21話 感想 茶番に成り下がった

原作をどうアニメ化するか。

 

普通は原作どおりに進めるのが王道だけど、原作を独自の解釈でアニメ化するものもある。

 

「盾の勇者」は、まさしく後者だろう。

 

しかし、その解釈は、失敗していると言わざるを得ない。

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第21話は、王とマイン弾劾裁判。

「盾の勇者」の一番の見せ場だ。

 

原作では、かなり良いシーンだった。

王とマインが裁かれることに対して、ナオフミは悪人顔で笑う。

それとみて、あきれてしまうラフタリアが良かった。

 

だが、アニメは、正直茶番としか思えなかった。

 

あれだけひどい目に合わされたのに、ナオフミは、王とマインを哀れむという・・・

それがアニメのナオフミというキャラクターなのかもしれないが、ここで哀れんでしまったら、ここまでの20話が無駄というものだろう。

 

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マインと王がギロチンにかけられるときのナオフミの振る舞いも、かなり不自然だった。

こんな人前に出て目立とうとするような、そんなキャラクターだったっけか?

 

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結局、見せ場はマインに奴隷紋が描かれるシーンのみ。

 

 途中から、今ひとつだなと思っていたけど、ずっと観続けてきた。

それは、この王とマインが落ちるシーンをみるためだ。

 

しかし、その期待は、はずれに終わった。