TVアニメ「アズールレーン」は、iOS/Android向けゲームアプリ「アズールレーン」のアニメ化作品である。
wikiによると、このアズールレーンというゲームは、中華人民共和国の上海蛮啾網絡科技有限公司(マンジュウ、Manjuu Co.ltd)と厦門勇仕網絡技術有限公司(ヨンシー、Yongshi Co.ltd)が共同で開発し、動画共有サービスのBilibiliが中心となって2017年5月25日から配信されている。日本では、株式会社Yostarが2017年9月14日から日本語版が配信されているそうだ。
先日の第1話は、アズールレーンのアニメについての情報はもちろん、ゲームの内容についても完全に情報なしに観て、かなり驚いた。
完全な、「艦これ」のパクリではないか・・・!
wikiによると、中華圏では、『艦隊これくしょん -艦これ-』にインスパイアを受ける形で、艦船擬人化をテーマとするゲーム作品(いわゆる「『艦これ』フォロワー」)が大量に作成されたそうな。そして、このアズールレーンは、その1作とみなされているらしい。
・・・・ところで、筆者は、パクリは悪くないと思っている。
映画、アニメ、漫画が星の数ほど繰り出されてしまったこの時代、まったく新しいアイディアの話を出すことは、ほぼ不可能だ。
これまでのアイディアに、多少のオリジナリティを加え、面白いものをつくってくれれば良い、ぐらいのスタンスでアニメをみている。
ただ、このアズールレーンはどうか・・・・?!
女の子に、戦艦の砲台をくっつけて、海面を疾走させる姿は、もう「艦これ」そのもの。
とはいえ、こういう事例は多くみられるものだ。
例えば、ガンダムが発表されたあと、人間同士がロボットに乗って戦うアニメは星の数ほどあるし、最近の異世界ものなんて、似たような話がいっぱいある。
やっぱり、中国製というのが引っかかってしまう。
中国が日本の艦これをパクって、中国でやっているのならまだいい(いいとはいえないけど)が、さらにそのゲームを日本で展開し、アニメまで制作して放送するというのは、かなり釈然としないものがある。
制作会社は、バイブリーアニメーションスタジオ。
設立は2017年 5月1日。新しい制作会社だ。
ネットに記事は転がっていないが、中国との関連があるのかもしれない。
まぁ、このあたりのことについて、うだうだ書いてもしょうがないので、アニメの感想に話を移す。
絵はとにかく綺麗で、戦闘シーンの動きもなかなかの出来。
ストーリーはどうかというと、内容はあってないようなもの。
艦これのアニメでは吹雪の成長物語という柱があったが、このアズールレーンでは、どのような方向で進めるのだろうか。
それと、みている最中は気づかなかったけど、日本の戦艦を敵としているんだな・・。
よく、このアニメを日本でやる気になったものだ。
とりあえず、何かと話題になっているし、絵は綺麗なので、もうしばらく視聴を継続する。