深夜のランダム・ウォーク

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アサシンズプライド 第1話 感想  センスがあるようでない脚本

TVアニメ『アサシンズプライド』は、天城ケイ氏による同名ライトノベルのアニメ化作品である。

 

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オープニングからのかっこいいアクション。

 

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美しい背景や、独創的な都市。

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怪我をした猫を主人公が拾い上げると、猫が何事もなかったように走っていく。
これで、主人公が、剣だけじゃなく、治癒魔法的なものを使えることが伺える。

すごくセンスのある表現だ。

 ―――――ここまでは、もしかしたら面白くなるかもしれないという期待が高まってくる。
 
しかし、「お嬢様」メリダが現れたあたりから話がおかしくなってくる。
 

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とりあえず、2階の柵の上に登っていたのが謎。
そして、スカートを抑えて・・・?わけがわからん。
 

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で、こいつはマナを持たないメリダを暗殺しにきたらしい。
 

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クーファは、独りで戦うメリダに感情移入し、暗殺はやめて、キスして薬をのませ、お嬢様はマナに目覚めて、めでたしめでたし・・・・。

なんという軽いシナリオだ。 
クーファがメリダに感情移入した理由も薄いし、キスする意味があったか?

 

かなり説明不足だな、と思いつつ、原作のコミックスを読んでみた。

第1話は、いいところまで読むことができる。

 
アサシンズプライド 1 (ヤングジャンプコミックス)

アサシンズプライド 1 (ヤングジャンプコミックス)

 
 
コミックスは、かなり面白い。
メリダが、なんで柵の上に登っていたのかも理由がわかる。
何より、メリダというキャラクターが実に魅力的に描かれている。
 
アニメも、お嬢様がマナを覚醒するまで詰め込むべきじゃなかった。
 
一見、ヒーローにみえるクーファが、実はお嬢様を暗殺に来た、というラストのほうが、はるかに視聴者の興味を引くはずだ。
なんといっても、タイトルは「アサシン」だし。

 

残念ながら、はずれの脚本家に当たったようだ。

とりあえず次回もみるけど、こんな調子なら、観る価値は少ないかな。