「Phantom in the Twilight」(ファントム イン ザ トワイライト)は、モバイルゲーム配信会社のHappy Elementsが企画・原作を務めるオリジナルアニメである。
wikiによると、中国での展開も予定しているそうだ。
Happy Elementsがモバイルゲーム会社ということで、ゲームの販促アニメかと思ったが、そうではないらしい。
単純に、このアニメだけでの売上を図ろうとしている、ということだろうか。
第1話をみた限りでは、かなり厳しい出来だ。
作画や画の動きは標準的なものだし、何よりストーリーに魅力やオリジナリティがなく、細かいディテールもよろしくない。
特に、肝心の戦闘シーンが非常にかっこ悪い。
主人公が、ヒロインの「気をつけて!」という言葉に気を取られて敵に殴られる、なんて、そんな間抜けなシーンが今までにあっただろうか?
ついでに、敵モンスターのデザインもイマイチだ。
制作会社は、ライデンフィルム。はねバド!のようにクオリティの高いアニメを出している割には、この「Phantom in the Twilight」は、まるで別会社が制作しているようなクオリティの低さである。
これで日本の市場でBDなどの売上をあげようというのはかなり厳しいだろうし、中国での展開も厳しいのではなかろうか。