「転生したらスライムだった件」は、伏瀬氏による小説のアニメ化作品である。
最近多い「なろう小説」のアニメ化であり、さらに「異世界もの」でもある。
異世界ものは、「乱発」といっていい状態だ。
そのような中、作品を認めてもらうためには、他の作品には無い独自性を出していくことがキモになる。
その点、スライムに転生するというアイディアは、今までに無かったパターンかもしれない。
コミックスを読んだ限りでは、そこそこ面白かった記憶がある。
ただ、引っかかるのが、序盤からなぜか主人公がチートなスキルをどんどん身につけていくところである。
異世界ものにおける「俺最強」 という設定もありがちなものだ。
人気の作品ではあるものの、はたして、この先みるべきところがあるかどうか。
見どころといえば、アニメの画や演出にはセンスの良さを感じる。
ときおり挿入される「スキル獲得」の画とか、スライムの画とか、ひとつひとつがしっかりとデザインされている。
絵コンテや演出を練る段階から相当時間をかけられているか、スタッフに相当な実力者がいるかのどちらかであろう。
「転スラ」は、小説を原作とする漫画や外伝漫画、漫画版を元にしたアニメなどのメディアミックス展開が行われているということだ。
アニメについても、相当な力が入っているのかもしれない。
そういう点では、今後も期待できそうだ。
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