「RErideD-刻越えのデリダ-」は、アニメ制作会社GEEKTOYS制作によるオリジナルアニメである。
アニメイトタイムスによると、同作は、タイムリープものの傑作アニメ『STEINS;GATE』の監督:佐藤卓哉氏と、独自の世界観・キャラクター創作により根強い人気を誇るイラストレーター:安倍吉俊氏がおくる、近未来ハイエンドSFオリジナルアニメーションだそうだ。
その第1話は、少々絵が荒かったり、セリフ選びに難があったりするものの、わりと先が気になる展開で話が進む。
しかし、デリダとネイサンがアンドレイに狙われる辺りから、話がおかしくなってくる。
いくら動揺したとはいえ、なぜかスピンする車。
その先に出現するバリケード。
爆発する車、
また唐突に現れた崖に落ちるデリダ。
デリダは崖に頭から落ちたにもかかわらず、ほぼ無傷。
途中でなにかの穴に落ち、
地下にあったコールドスリープ機に自分から横たわり、コールドスリープが自動的に始まるわけだが、自分からなにか考えがあって入ったのかと思いきや、
デリダ「やめろ!!」
なんだこれは・・・・・・?
こんな失笑もののシナリオは久々にみたな。
シナリオを作った人は、何を考えているのだろうか。
これもあれかな。
プロットはできていたけど、シナリオや絵コンテが間に合わず、こうなってしまったとか。
それにしても、ちょっと考えれば、もうちょっと自然な方法があるだろう。
例えば、デリダがアンドレイに捕まり、コールドスリープに放り込まれる。
「このコールドスリープ施設は、いずれ破棄される。実質的に、これは処刑だ」
なんてセリフを吐くんだけど、なんらかの理由でデリダは生き残った、とか。
深夜アニメを大量にみていると、こういうおかしなシナリオに遭遇することがたまにある。
まぁ、これもある意味、深夜アニメ視聴の醍醐味ではあるが。
これ、円盤売れる話になるのだろうか。ボックスの絵はいい出来。
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