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メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女- 第1話 感想 スマホゲームをただアニメ化しても面白くならない説

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アニメ『メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-』は、Happy Elementsが開発・運営しているスマートフォン用ゲームアプリ。『メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -』のアニメ化作品である。

 

ちなみに、このゲームは、4周年を迎えたとのこと。設定資料集もなかなかのクオリティだ。

 

メルクストーリア オフィシャルビジュアルワークス3

メルクストーリア オフィシャルビジュアルワークス3

 

 

さて、スマホゲームのアニメというのは、鬼門である。

 

そういう枠があるのかどうかはわからないが、春、夏、秋、冬と、だいたい1つか2つははそういうアニメが放送される。

 

これまで何本もスマホゲームのアニメをみてきたが、たいがいつまらない

 

おそらく、予算が無く、よくわかっていない人がシナリオを短時間で書き上げなければならないので、つまらないものになってしまうのだろう。

 

ただ、このメルクストーリアの第1話は、作画も話も綺麗にまとまっていて、標準以上の出来であった。

 

ただ、とびきり面白いかというと、やはり話としては弱い。

 

ここで一つ思いついたのだが、スマホゲームとして面白いものでも、それをただアニメ化するだけでは、つまらないものになってしまうのではないか?

 

スマホゲームでは、プレイヤーとなり、ゲームの中のキャラクターを操作したり、外面に現れる選択肢を選んだりすることで、あたかもゲームの中に入り込むような疑似体験ができる。

 

しかし、アニメは、完全にこちらは受け身となり、画面で流れる画と音を聞くしかない。

 

近年、アニメは乱発状態にあり、その中で画もストーリーも格段に面白いものが存在する。

そこで視聴者に見てもらうには、ゲームの中身をそのままアニメ化しても、面白いものにはなりえないのではなかろうか。

 

それはさておき。 

 

とりあえず、タイトルとアニメの中身は合わせるべきだ。

 

タイトルに無気力少年とあるが、主人公は全然無気力じゃない。

 

おそらく、タイトルが先に決まったけど、シナリオを書いている段階で、「無気力」という設定がどこかへ行ってしまったんじゃないか?

 

 このあたりも、きっと短期間での制作のしわよせではなかろうか。

 

 

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