TVアニメ『放課後さいころ倶楽部』は、中道裕大氏による同名マンガのアニメ化作品である。
原作は、当初、絵が今一つで、ストーリーも地味なものだったので、もしかしたら打ち切りあるかも?という印象があった。
しかし、作画、ストーリーともに右肩上がりに向上し、現在は、15巻まで刊行されている。
放課後さいころ倶楽部 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
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アニメの第1話は、原作をだいぶ端折ってきた。
実は、原作では主人公たち3人娘がゲームをやるまで、3話も使っている。
原作は丁寧に物語を紡いでいるからだ。
その3話を1話にまとめ、さらにゲームのシーンに尺を割いているので、若干時間軸がおかしいところがみられる。
しかし、アニメの第1話とする場合、やはりゲームで終わらせたほうがいいので、この構成の仕方はやむをえまい。
初回としては、うまくまとまったのではなかろうか。
制作会社はライデンフィルム。
個人的に、ライデンフィルムには、比較的クオリティの高いアニメを作り出すAチーム、そうではないBチームがあると思っている。
作画を観る限り、幸いAチームが起用されたようで、作画は安心してみられるレベルだった。
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問題はストーリーをどうやってアニメの尺に落とし込むか。
漫画の1話は、アニメの1話にはやや長いような気がするが、これをどう料理するかが、アニメ化スタッフの腕のみせどころだろう。
個人的に楽しみにしているのが人狼ゲームの回。
アニメならではの演出に期待している。