TVアニメ「ぼくたちは勉強ができない!」が最終回を迎えた。
その最終回の終わり方を予想できた人はいなかっただろう。
原作にはない、完全なアニオリ。
文化祭の後、一気に卒業式、いや大学の合格発表まで飛び、そして「うるかルート」で終わってしまった。
このアニメは、かなり「優等生」的なアニメだと思っていた。
原作をほぼ忠実にアニメ化しており、ほとんど足さないものの、マイナスはほとんど無いので、原作ファンとしては、毎週楽しく観ることができた。
だから、ここでこんな改変を持ってくるとはかなり意外だった。
というか、かなり残念だ。
この終わり方には、まったく納得はできない。
語呂がいいので勝手に「ぼくたちは納得ができない」とタイトルに使ってしまったが、納得できなかったファンは多かったのではなかろうか。
とにかく、ここで終わらせるのは、あまりにも唐突すぎる。
ここまで積み上げてきたものが、全て台無しだ。
たとえ何かの理由で3期の可能性は絶望的だとしても、一縷の望みをかけて、文化祭の花火のシーンか、成行の面接のシーンで終わらせてほしかった。
終わりよければ全て良しというが、このアニメでは、残念ながら、まったく逆になってしまったことが、非常に残念だ。