『LISTENERS リスナーズ』は、アニメ制作会社MAPPAによるオリジナルアニメである。
オリジナルアニメは、最近あまり面白いのを見た記憶がない。
しかし、この作品の第1話は、今後に期待できそうな雰囲気が感じられた。
もっとも、新しい発見があったかというと、そういうわけではない。
典型的な見知らぬ少女との出会いのシーンには、思わず苦笑してしまった。
とはいえ、アニメや漫画が洪水のように生み出されるこの時代、まったく新しいものをつくるのは不可能だ。
そんな中、これまでに見たようなネタでも、それらを自然に組み合わせて、面白いものをつくってくれればそれでいい。
第1話は、作画は良いし、ストーリーも分かりやすかった。
下手なナレーションに頼らないところにも好感が持てる。
キャラクターの行動原理に不自然なところも無い。
30分、特に問題なく視聴することができた。
難点をいえば、ロボットのデザインがイマイチなところか。
あと、どうせなら、あのアンプ(?)のようなところから変形するところがみたかった。
それは、次回に持ち越しかな。
高橋李依さんは、さすがの演技。
最初、ちょっと高橋李依さんとは確信が持てなかった。
このすばのめぐみん、リゼロのエミリア、FGOのマシュ、どれとも違うような声質で、「ミュー」を演じていた。
公式HPをみて驚いたが、声優さんはかなり有名どころを揃えている。
今後のストーリーに期待して、しばらく視聴を継続する。