うーん、ダメだな。
作画、ストーリー、演出、それぞれに、あまりいいところがない。
主人公と魔法使いの交流と別れという、良いお題ではあるけれど、アニメとしていいものになっているとは言い難い。
まずは作画。
今日日、アニメの料理の作画はかなりのレベルにある。
だが、このアニメの食べ物は、あまり美味しそうにみえない。
というか、わさびじゃないとダメだったのだろうか。
次にストーリー。
第2話の序盤に、ベルが師匠の「飛翔」魔法で飛びながら、サーチ魔法を学ぶシーンがある。
ところが、そのあと、飛翔の魔法を聞いて驚くシーンがある。
話の組み立てとして、どう考えてもおかしい。
多分、物語の展開を何も考えずに、さっきの飛翔のシーンを入れたんじゃないか。
そして今回の見せ場、ベルが師匠を成仏させるシーン。
師匠「もっと!もっと強くだ!!!」
この台詞、必要だったかな。
好みもあるかもしれないけど、せっかくの感動的なシーンが台無しだ。
例えばベルが魔力を込めると、師匠の体に静かにひびが入るとか、そういう表現の方が良かったのでは。
制作会社は、シンエイ動画さんか。
おかしいな、「高木さん」をつくってるところじゃないか。
高木さんのアニメはかなりクオリティが高い。
でも、この「八男」は、とても同じ人達がつくっているように思えない。
「八男」の制作は、違う人達でつくっているのかもしれない。
というわけで、録画はしておくけど、もう見なくてもいいかな。