シナリオ、作画、演出、そして声優さんの演技、全てが素晴らしかった。
個人的に、神回の称号を与えたい。
テンションが上りすぎて、規格外のケーキを用意してしまったかぐや様。
そこからの脳内会議の末、カットしたケーキとプレゼントを会長に渡し、力尽きて座り込むかぐや様は非常に可愛かった。
特筆すべきは、かぐや様を演じる声優、古賀葵さんの演技だ。
4人のかぐや様を、完璧に演じきった。
作者様のツイートによると、かなりすごかったらしい。
アフレコの時、「かぐやたち」をやる古賀さんの演技見ててすごかった #かぐや様
— 赤坂アカ@かぐや様2期4/11放送開始! (@akasaka_aka) April 18, 2020
会長の素直なリアクションも良かったし、ダブルアイキャッチとか、演出もノリノリ。
このパートだけでも、もう「アニメに求める面白さの量」としては必要十分。
しかし、今回はここからまたジャンプアップするのであった。
先程の感動的な誕生日パートから一転。
普通にゲスな恋の駆け引きがはじまった。
ここですごく良かったのが、会長の対応。
プレゼントをもらったことで、かぐや様を追い詰めることができたにも関わらず、そこで思いとどまった。
また、駆け引きを仕掛けたかぐや様も、会長が自分のプレンゼントを使っていることが嬉しすぎて、混乱状態にw
このあたりのさじ加減は、絶妙と言わざるを得ない。
最後は、藤原書紀が一人負けというオチで終了。
ちょっと可哀想だったけど、藤原書紀がいじめられているのをみるのが微妙に楽しいのはなぜだろう。
いや、素晴らしかった。
見終わった瞬間、なんともいえない心地よい余韻が残った。