TVアニメ「かくしごと」が、無事大団円を迎えた。
このコロナ禍の中、完走するのも困難という状況で、クオリティを落とすどころか、最高の作品に仕上げたスタッフ、関係者、声優のみなさんには感謝の言葉しかない。
この「かくしごと」は、実に自分好みの作品であった。
笑いあり。涙あり。そして、最初から最後まで通された「謎」があった。
1話1話の出来が良いにも関わらず、次回が気になる謎が示される。
もう、視聴者は完走するしかない作品の作り方だ。
声優さんたちのキャスティングがすごく良かった。
主人公に、「化物語」の神谷浩史さんを持ってきたのはファインプレーだろう。
最初は阿良々木暦だったけど、最後の方では、まったく化物語の影はなくなった。
姫ちゃんを演じた、高橋李依さんも、当然良かった。
唯一気になったのは、ロクの子犬時代の声か・・・
探偵団の誰でも良かったのに。BDでは差し替えを求めたい。
ラストもハッピーエンドで実に良かった。
コロナ禍で、アニメが少ない中、春アニメを盛り上げてくれた作品であった。
重ね重ね、アニメをつくってくれた皆さんに感謝を申し上げる。