魔法が存在する世界のファンタジーアニメ。
頑張ってる感はあるけれど、色々と惜しい。
○ストーリー、脚本
若干、わかりにくい。
戦争がどうのこうのと言ってるけど、そのシーンが無いので、どんな戦争なのかよく分からない。
悲惨なことになっているのかと思ったけど、普通にファミレスのバイトシーンが出てきたり、平和な中立国が出てきたり。
やりたいことは分かるけど、説得力に欠けるかな。
それとも、視聴者が小説を読んでること前提?
○キャラクター
主人公に、特徴が乏しい。
前にどこかでみたような感じだし。
これだけアニメが量産されていると、特徴的な主人公を編みだすのも難しいだろうけど、もうちょっとこう、何かあったほうが良いのでは。
ついでに、目の表現もあまり好みじゃない。
瞳の中央に、横線入れるのはどうかと思う。
○声優
みんな上手です。
雨宮天さんの声は、やっぱり良いですね。
○絵コンテ・作画、演出
ここもやっぱり問題がある。
例えば、序盤、剣で足かせを切るところ。
あまりにも不自然すぎる。
例えば、剣が光って、錠前に日々が入るとか、そんな演出が欲しい。
そのほか、戦闘シーンで、敵がこちらの攻撃を待っていたり、間とか見せ方がイマイチだったり。
おそらく、絵コンテや演出してる人は、動画になったときにどんな風になるか、想像できていないんじゃなかろうか。
あと、氷の魔女(?)が周囲を凍らせる魔法を使うんだけど、なんで主人公たちは凍ってないのかとか。
それと、
これは、さすがに強引すぎるだろう・・・。
何かもうちょっと前フリがあれば違うだろうけど。
○総評
と、文句ばかり行っていたけど、こういうファンタジーを舞台にしたアニメは嫌いじゃないし、今後も見続けたい。
過去のアイディアを使い回すのもある程度は許容範囲。
だけど、もうちょっと頑張らないと、売上は上がらないんじゃないかな・・・。
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