TVアニメ『禍つヴァールハイト』(まがつヴァールハイト)は、KLabより配信されているスマートフォンゲームを元にした作品である。
ここで何度も述べていることだが、スマートフォンゲームを元にしたアニメは、だいたいがつまらないものになる。
スマホアニメは、たいした時間もお金も与えられないまま、適当な脚本がつくられ、それを元にアニメがつくられてしまうからだ。
ところが、この『禍つヴァールハイト』の第1話は、スマホアニメにしてはよく出来ていた。
30分、大きなツッコミどころはなかったし、最後に主人公が殺人を犯してしまうところまでの流れも、好意的にみられるものだった。
調べてみたら、脚本を書いているのは細田 直人氏だった。wikiをみると、なるほど、実績と経験は十分だ。
経験と実績のある脚本家に、お金と時間を与えて脚本を書いてもらえば、良いものができるのは自明の理である。
なんとなくアニメの世界では、脚本を軽視している傾向がある。
いい脚本を書ける人については、もっと優遇されるような仕組みをつくってほしいものだな。