現代の少年少女が、突然異世界で、サバイバルゲームに巻き込まれる。
そして、あやしいゲームマスターがいる。
わりとよくある設定。
しかし、いい意味で作者の個性的なセンスが見え隠れしていて、オリジナリティは微妙にあるように思える。
ただ、正直、みていてあまり気持ちのいい作品ではない。
主人公はゲスだし、それに輪をかけて時舘由香というのが意地の悪い性格をしている。
その分、箱崎紅末の性格の良さが生かされるともいえるけど。
話としては、先が気になるし、戦闘シーンにも工夫がみられる。
週刊少年マガジンで連載し、10巻まで単行本が出ているので、先を期待しても良いだろうか。
ちょっと気になるのは作画で、昨今のレベルから考えると、あまりクオリティが高いとはいえない。
制作会社はMAHO FILMさんという、最近出来たばかりの会社らしい。
作画技術については、これからってところかな。