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池袋ウエストゲートパーク 第1話 感想 見るべきところが無い

 『池袋ウエストゲートパーク』(いけぶくろウエストゲートパーク)は、石田衣良の連作短編小説集シリーズ。略称、『I.W.G.P.』[1][2]。第1篇「池袋ウエストゲートパーク」が第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞、『オール讀物』への連載を経て、文藝春秋より1998年から2010年にかけて第1シーズン10巻が刊行された。3年半を経た2014年から第2シーズン既刊5巻が刊行されている。後にテレビドラマ、コミック、ミュージカル、テレビアニメなど幅広いメディアミックスがなされた。(wiki

 

 こういう、現実社会を舞台としたシリアス系の作品は、アニメにしても面白くならないことが多い。

 

 魔法も奇跡も萌えも無いのであれば、脚本やキャラクターに、それらの要素を超えるような魅力が必要になってくる。

 しかし、第1話には、見るべきところが無かった。

 

 冒頭、ヤク中の男を、キングという男がカウンターで倒して、すごい盛り上がるシーンがある。

 正直、興ざめだ。

 それほどの価値があるようなシーンにみえなかった。

 

 そのあとも、ちょっと退屈な展開が続く。一応最後まで見たが、次もみたくなるような内容ではなかった。

 

 後で調べてみて驚いたのが、このアニメを制作しているのは、あの動画工房だった。

 

 ストーリーもみるべきところは無かったが、動画についても目を引くところは少なかった。

 唯一、野菜と果物の作画ぐらい?

 

 動画工房は、「安心の動画工房」と言われるだけあって、作画もストーリーも抜群の作品を作り出す制作会社だ。

 だいたい、そういう作品は、可愛い女の子が出てくる萌系のギャグアニメなんだけど、それ以外の、ちょっとシリアスな話を取り扱うと、気の抜けたコーラみたいなものになることがある。

 やっぱり、動画工房にもいろいろなスタッフがいて、毎回抜群の作品を作り出すわけにはいかないということなのだろう。

 

 前述の話に戻るけど、こういうシリアスものは、魔法やSF、ラブコメなんかにはどうしても敵わない。

 企画段階でどんな勝算があったのか分からないけれど、少なくとも最初のアクションシーンでは、もっと視聴者を驚かすようなクオリティが無いと、注目される作品にはなりえないのではなかろうか。

 

 

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  • メディア: Prime Video