第9話、物語が大きく動いた。
ひなの不思議な能力の秘密は、体内に埋め込まれた量子コンピューターだった。
その量子コンピューターは、放っておくと、世界に大きな影響を与える。
そこで、政府はひなの捕獲に動いたのであった。
・・・うーん。
思っていたのと違う。
いい意味で思っていたのと違うのであれば良いんだけど、これじゃない感が大きい。
このあとCharlotteの超ネタバレがあるから、観てない人はご注意を。
「神様になった日」がつまらない理由をいくつか。
1.Charlotteの存在
原作者:麻枝准、制作会社:P.A.WORKS制作会社、主演(ヒロイン):佐倉綾音・・・とくると、どうしても比較対象となってしまうのが、名作アニメ、『Charlotte』。
比べてしまうと、「神様」は、盛り上がりに欠けるし、明かされた真実も弱い。
Charlotteでは、途中で妹ちゃんが自らの能力で死んでしまうという、大きなイベントがあった。
対して、「神様」は、日常回でずっと進んでいく。その日常回も面白いかといえばそうではない。
最初は良かったけど、そこからもうちょっとスケールが大きい話になっていかないと、話の魅力として乏しい。
2.最初に上げたハードルが高いまま
「世界の終わりまであと何日」という看板を上げているけれど、いっこうにその終わりがみえてこない。
あとでなにか仕掛けがあるかもしれないけど、あまりに何も無いので、ここまではちょっと退屈すぎる。
3.盛り上がりに欠けるひなとの別れ
陽太は思い切り感情をみせたけど、ひなはなぜか達観した雰囲気。
ひなって、そんなキャラクターだったっけか・・・?
そうなのかもしれないけど、さらわれる方が落ち着いていると、やっぱり盛り上がりに欠けてしまう。
4.その他
このシーンもちょっとどうかと思った。
ネットの中にある量子コンピューターを探すというイメージなんだろうけど、あんまりピンとこなかった。
鈴木央人さんを演じる重松千晴は熱演していたんだけど、ちょっと空回りしていたような。
とイロイロ書いたけど、きっとこのまま終わらないはず。
あっと驚くような展開をみせてくれるに違いない。