怪獣の造形と動き、演出はホント素晴らしい。
でも、そのほかのストーリーとセリフには、相変わらずついていけない。
あのセリフの洪水が、このあと、いったいどんな意味を持ってくるのか、生暖かい目で見守る所存。
膨大なセリフの中に、箸休めみたいな感じで、人間VS怪獣を入れてくる。
でも、絶対に人が死なないって分かってるので緊迫感ゼロ。
やっぱり、今回も誰も死ななかったし。
さて、このゴジラSPの脚本を手掛けた、円城塔氏のインタビュー記事が公開された。
個人的に、タイトルからして不思議。コジラSPに、笑えるシーンってあったっけか?
この中で、死者が一度も描かれないことについて質問が出ている。この質問に対する回答はこうだ。
円城塔 僕が人を殺すのが下手だからという説もあるんですが(笑)。やっぱりコメディ調で物語が進んでいるし、お茶の間のテレビ放送でラドンが人を食いちらかしていいのか。
まず、下手というのがよく分からない。描くかどうかの判断だけじゃないのか・・・?
そして驚いたのが、ゴジラSPはコメディ調だったということだ。
ここまでみていて、このアニメをコメディと感じる人がいるだろうか・・・
いるのかもしれんが、やっぱり自分のは円城塔氏のセンスには合わないな。