深夜のランダム・ウォーク

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死神坊ちゃんと黒メイド 第1話 感想 色々と気になる点が

 TVアニメ『死神坊ちゃんと黒メイド』は、イノウエ氏による同名マンガのアニメ化作品である。

 

 第1話を見た限りでは、コンセプトは面白いし、好感が持てる作品ではある。

 

 しかし、アニメについては、色々と気になる点が多かった。

 

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 1つ目は、CGの使用だ。そのCGに、妙に違和感がある。

 

 というか、アリスが色っぽく迫ってくるんだけど、人形感が強くて、どうもあまり色気を感じない。

 

 この作画、どこかでみたと思ったら、名作「ハイスコアガール」をつくったところと同じだった。

 ハイスコアガールは、このアニメのようなお色気シーンはなかったので、人形劇のようなものとして楽しむことができた。

 しかし、このアニメでは、原作漫画にあるような、アリスの柔らかさは感じることはできなかったので、そこは少し残念なところである。

  

 

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 次は演出、絵コンテ、脚本だ。

 それらについても、違和感を感じるところが多かった。

 特にフィリップとテーブルを挟んで話すところはどうしてこうなったのか。

 

 まず、テーブルに花が置いてあるのが不自然。

 それもどうかと思ったが、ふとした拍子に花が倒れ、ぼっちゃんが花を支えることで、花が一瞬にして枯れてしまうシーンが描かれた。

 

 坊っちゃんは、自分の力で相手が怖がることを極度に恐れている(という設定)のはず。こうやれば演出として面白いと思ったのかもしれないが、ちょっとよく分からなかった。

 

 アニメの1話は、原作の第1話から第3話ぐらいまでを使っている。しかし、上記の演出も含めて、ずいぶんとアニオリを入れ、さらに構成を変えている。

 

 

 変えたことがあまり効果的とは思えなかった。

 アニメでは、Aパート、Bパートに分けつつ30分にまとめるという制約があるとはいえ、原作は十分に面白いのだから、ここまで変える必要があったのか、疑問である。