美しい作画に、水のように流れるストーリー。
みていて気持ちのいい作品だけど、今回はひとつのセリフがひっかかった。
それは、お母さんに、なんで水族館にいるのか、聞かれたときの風花のセリフ。
『わからない。けど、忙しくしてると余計なこと考えなくて済むから』
うーん・・・。
お母さんと二人っきりのときか、脳内でのセリフならまだいいけど、くくると一緒にいるときに言うのはどうだろう。
この物語では、風花が徐々に水族館や魚のことを好きになっていく過程を描きたいのかもしれない。
しかし、風花のキャラクターと、今回の話の流れを考えると、この「忙しくしてると―――――」というセリフにはかなりの違和感を感じてしまった。