面白かった。
ガイウス・アミドニア八世の死に様はなかなかかっこ良かったし、
歌で占領した国の国民の心をつかもうとするソーマの試みも面白い。
何より、ジュナ・ドーマさんを演じる上田麗奈さん、パミーユ・キャロルを演じる岡咲美保さんのクオリティの高さよ。
だから、作画のレベルが今ひとつなのがつくづく惜しい。
特に戦闘シーンはもっと盛り上がるところだろうけど、動きや構図が今ひとつ。
「それはギャグでやってるのか?」みたいなシーンもあった。
ただ、作画はそんなに崩れているところはない。
アニメ化スタッフは真面目にやろうとはしているんだけど、技術と経験と人的資源が追いついていない感じかな。
制作会社のJ.C.STAFFさんには、「食戟のソーマ」とか「ダンジョンで出会いを~」のように作画が素晴らしい作品もある。
会社の中でどんな力関係があるのかはわからないが、現実主義勇者には、そのリソース割かれなかったのが残念。
邪推すると、J.C.STAFFさんの判断としては、現実主義勇者は、アニメファン万人に受ける作品とはいえない。だから、力の入れ方はこれぐらいが現実的か。というところなんだろうか。