TVアニメ『月とライカと吸血姫』(つきとらいかとノスフェラトゥ)は、牧野圭祐氏による小説のアニメ化作品である。小説は、「ガガガ文庫」から2016年12月20日より刊行中だ。
設定は面白い。
舞台はこの地球に似た歴史を持つ異世界で、2つの大国が宇宙開発を争い、片方の国が吸血鬼をモルモットとして、宇宙へと送り出す。
人間に不信感をもつ吸血鬼の女の子、そして心優しい青年のボーイーミールガールものってのは見て取れる。
問題は、概ねのラストが予想できてしまうので、いかにオリジナリティをもった展開をみせられるか、もしくはいい意味でこちらの期待を裏切ってくれるか、だろうか。
その大事な脚本には、残念ながらいくつか引っかかるとことがあった。
ただ、作画はほぼ完璧だし、面白そうな雰囲気はあるので、視聴を継続する。
それにしても、主人公の吸血姫を演じるのは、林原めぐみさんか・・・!
全然情報無かったので、声の主が誰か分からなかった。
御年、54歳とは思えぬ美少女の演技はさすが。