TVアニメ『闘神機ジーズフレーム』は、セブンストーン制作によるオリジナルアニメである。
総監督は龔震華氏。キャラクターデザインは、 沈霏氏。これから分かるように、このジーズフレームはほぼ中国製のアニメだ。
この情報が無くても、アニメがはじまってみると、独特のセンスが垣間見え、日本製でないことが分かる。
主人公の家のデザインは、はたしてなんの意図があってこうなったのやら。
真面目にやってこうなったのか、それとも中華製ってことをアピールしたかったのか?
作画パワーはほぼ中国。しかし、シリーズ構成や原案はヤマサキオサム氏が担当している。
最近だと、「精霊幻想記」を手掛けたクリエイターだ。
「精霊幻想記」も微妙だったけど、このジーズフレームは、微妙な上に、明らかにこれまでの日本のアニメをパクっている。
ハロが出てきたりするところは苦笑せざるを得ない。
中国でもガンダムはやってるだろうし、自国のアニメファンからも失笑ものじゃないか?
ここで何度も書いているように、パクリはしょうがないし、ある程度は許せる。とはいえ、それなりのオリジナリティが欲しい。
今回みた限りでは、ロボットのデザインとかは、割と好感が持てるかな。
それと、作画が比較的まともなところは評価できる。
中国アニメの作画は年々向上しているので、良い脚本が書ける人が出てきたら、ほんとに日本のアニメが抜かれる日が来るかもしれない。
まぁ、この作品を見る限り、その日はまだ遠い未来だろうけど。
次もみてつまらないようなら、そこで終了かな。