TVアニメ『東京24区』は、CloverWorks制作によるオリジナルテレビアニメである。
ストーリー構成および脚本を担当する下倉バイオ氏は、本作が初めてアニメの脚本を担当する作品とのことだ。下倉バイオ - Wikipedia
はじめてだからなのかもしれないが、その東京24区の第1話は、正直あまり面白いものにはなっていない。
どうやら近未来の話らしいけど、そのへんの導入を省いているので、視聴者が置いてきぼりとなってしまう。
ドローンがあるのにそれを無視して火の中に飛び込む主人公。これはかっこいいだろうか・・・?人名がかかっているのであれば、ただ無謀なだけじゃないか。
それに、水をかぶっているけど、そんなハイテクヘルメットがあるなら、日に耐えうるプロテクターもできそうなもの。
このへんは、かなりちぐはぐな感じがする。
主人公の行動を生かすならドローンもヘルメットもいらないだろう。逆に、近未来の特徴を出すなら、ドローンとハイテク装置を生かして助けに行ったけど、なんらかの理由で間に合わなかった、という風にするのが基本じゃないか。
加えて、主人公の「ヒーロー」とかいうセリフにも寒さしか感じない。
このへんで、この作品とは、もう合わないなと思ってしまった。
ニトロプラスということで期待したけれど、虚淵さんがこのシナリオをみたら、はたしてどう思うだろうか。