その着せ替え人形は恋をする 第5話 感想 もう完璧と言わざるを得ない

　第５話、素晴らしかった。

　原作がある場合のアニメは、下手に原作を改変せず、作画に力を入れて、あとは漫画ではできない、アニメならではの表現で勝負してほしいと思っている。

　今回の第５話は、超美麗な作画に効果的な演出が加えられ、原作ファンとしてはこれ以上ないぐらいの出来栄えに感じた。

　前半は、とにかく作画が美しいのに加え、海夢の肉感的な柔らかさを感じさせる動画が素晴らしかった。

　そして特筆すべきはラスト。

　海夢が五条に思わず恋に落ちてしまうシーンでは、トンネルに入ったところで画を暗転させ、勢いよく回る車輪を移して画面を戻し、動揺する海夢のアップにつなげていった。

　原作を生かしきった見事な演出。もう完璧だったと言わざるええない。

　好きな漫画だけに、こんないい感じでアニメ化してくれて、嬉しい限り。

　こんな感じで、ラストまで行ってくれると良いな。

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