TVアニメ「処刑少女の生きる道」は、(しょけいしょうじょのバージンロード)は、佐藤真登による日本のライトノベルのアニメ化作品である。
原作は、第11回GA文庫大賞の大賞受賞作で、GA文庫(SBクリエイティブ)より2019年7月から刊行されている。GA文庫大賞において大賞が選出されるのは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』以来7年ぶりとのことだ。
なるほど、大賞を受けただけあって、第1話はよく出来た内容だった。
異世界転生ものの作品は、もう星の数ほど出されていて、概ねパターン化されている。そんな中、そのパターン化からなんとか脱却しようという意図がみえる。しかも、話としてそれなりにインパクトがあるし、何やら謎も示されているので、先が気になる展開となっている。
といいつつも、抜け出せてそうで抜け出せてないようなところもある。主人公メノウのキャラデザや味付けは悪くないが、突出したところもみえない。
制作会社はJ.C.STAFF。
昔は質の低いアニメを量産しているというイメージがあったが、最近は作画の能力は格段に上がり、脚本や演出の質も上がっている。
ここから面白くなるかどうかは、五分五分といったところかな。