深夜のランダム・ウォーク

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骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 第1話 感想 良い意味で予想外

 TVアニメ『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は、秤 猿鬼(ハカリエンキ)氏による同名ライトノベルのアニメ化作品である。

 

 原作は、オーバーラップノベルス(オーバーラップ)より、2015年6月から既刊10冊(2022年3月現在)が刊行されている。また、漫画版がWEBコミックサイト『コミックガルド』(オーバーラップ)にて、2017年2月から連載されている。2021年9月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は170万部を突破している。


 ストーリーは、典型的な異世界転生もの。

 

 ゲームをやっている間に主人公がゲームで使っていた最強キャラクターに転生し、最強装備と魔法で無双する。

 

 ほかの異世界転生ものと違うのは、タイトル通り、骸骨になってしまうというところぐらい。

 

 その最強骸骨という特徴でさえビッグタイトルで使用されているものであり、下手をすると没個性で多くの漫画の中に埋もれてしまいそうな設定だ。

 

 ところが、原作はなかなか面白い。

 

 ネタバレを避けるので詳細は省くが、1巻が無料だったので試し読みしたところ、ついつい原作を揃えてしまった。

 


 そして、アニメである。

 正直、アニメの出来には全然期待していなかった。
 
  これまでのパターンでは、こういう類の原作は、どこかあんまり知らないアニメ制作会社が、技術力も人手も時間もない中で、クオリティの高くないアニメに仕上げる、というケースが多いからだ。

 

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 ところが、第1話をみて驚いた。

 

 なんだこのクオリティの高さは?!

 

 のっけからいきなり超絶作画の数々。脚本はけっこう変わっているけれど、30分の中で、原作の内容を忠実に伝えている。

 

 深夜アニメとはいえ、容赦ないエログロシーンを(しかもこういう情勢の中)、よくぞここまでやったものだ。

 

 原作コミックだけ読んでいればいいかなと思っていたが、ここまで気合の入った作画を繰り出してくるのであれば、次も観なければなるまい。