深夜のランダム・ウォーク

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異世界おじさん 第1話 感想 傑作になりそうな予感


 テレビアニメ『異世界おじさん』 は、「殆ど死んでいる」氏による同名マンガのアニメ化作品である。

 

 個人的注目作品第1位。

 

 異世界転生ものには、オリジナリティが必要、ということは何度も言っていることだ。

 

 この「異世界おじさん」はそのオリジナリティで他のアニメの追随を許さないぐらいに変わった設定となっている。

 

 他の異世界転生アニメでは、だいたい転生してから物語がはじまるが、この異世界おじさんでは転生後に現実世界へ戻ってきてからの話である。

 

 また、他の異世界転生アニメでは、主人公はだいたい美形、もしくはフツメンが多いけれど、タイトル通り主人公はオークに間違えられる程度のおじさんというところも面白い。

 

 もう一つ最高に面白いのは、おじさんの時代遅れなオタクっぷりである。今の若い人には分からないかもしれないが、ちょっと昔のアニメファンには刺さりまくりだろう。

 

 原作は最高に面白い。アニメが面白くなるかどうかは、アニメ化スタッフの力量次第である。

 そのアニメ第1話は、期待以上の出来であった。

 





 原作者が脚本に参加しているせいか、ストーリーはほぼ原作と同じで、脚本には文句なし。

 

 そして、画作りはやや荒い線が使われているが、これは原作の作風を生かしたものだと思われる。

 一方で、魔法を使うシーンとか、異世界でのエルフとの交流シーンなど、ここぞというところでは作画のクオリティを上げている。

 

 原作をリスペクトしながらもアニメの特徴を生かした演出は実に素晴らしい。

 

 さらに、声優さんたちも豪華だ。子安さんの強さはちょっと気になるが

 

 これは、傑作になりそうだ。問答無用で視聴決定。