基本的なコンセプトは良いものがある。しかし、ディテールで引っかかるところが多い。
まずAパートのシーン。
刑事がけっこう重要な秘密について、ファミレスで話す。他の客がいるのにそんな話をするのはどう考えても不自然だ。
このシーンについては、シュウがいきなり上半身裸になっている。これもかなり不自然だ。
敵の倒し方も、なんかあっさりしすぎだ。
鏡の中を移動するという、ジョジョの世界ならかなりやっかいな敵に対し、なんかのアイテムがあっさり当たってしまう。
このへんには一つ工夫が欲しい。
ただ、「もう最後」といいつつアヤネさんはシュウと体を重ねるけど、記憶を吸われたことをいいことに、それを無かったことにするのはいいアイディアだった。
いいところは多いので、もっと全体的に質を上げれば、かなり良い作品になりそうなのに、実に惜しい。
ついでに、なんでシュウがアヤネさんに好かれているのか、何か説明が欲しいところではあるな。