ストーリーは、相変わらず抜群に面白い。
新しく出てきたキャラクターも、みんな個性的で魅力十分だ。
このあたりはもう語る必要はあるまい。
特筆すべきは、「戦争」シーンの作画力だ。
多くの兵隊を描いて動かさなければならない戦争シーンは、アニメにとっては鬼門である。
止め画だけでは迫力不足だし、下手に動かせばとたんにクオリティが落ちる。このため、一定のクオリティを保つには、相当な労力が必要だ。
そんな中、オーバーロードでは、CGを使いながらも、単調な動きになることなく、多くのキャラクターを柔軟に動かし、迫力のある戦争シーンを描いている。
これは、マッドハウスさんが、今までⅠ期からⅣ期まで積み上げてきたノウハウの賜物だ。
この他の制作会社が簡単にマネできない作画力は、他のアニメファンの方々に、評価していただきたい部分の一つである。