TVアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は、サンライズ制作によるオリジナルアニメである。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(第2期)以来5年ぶりの新作ガンダム。期待が高まる一方で、注目度が高いことから、作品をつくるにあたって超えなければならないハードルが多いのがガンダムという作品の宿命だ。
例えばよくあるのが、「これはガンダムでなくてもいい」という作品が多いことだ。これに対し、水星の魔女では、「ガンドアーム」という架空の技術を繰り出し、ガンダムというキーワードをあんまり無理なく入れている。
それから、なんらかのオリジナリティが欲しいところである。水星の魔女のガンダムエアリアルは、シールドをファンネルにするというアイディアをもってきた。前にあったような気がするけれど、シールドが攻撃に移るというのはちょっと新しいような感じはする。
また、女の子、というか、百合を組み込んできたコンセプトは悪くない。
それ以外でも、作画のクオリティは高いし、戦闘シーンの動きも悪くない。全体的な脚本にも、ツッコミどころは(あるにはあるけれど)そんなに無かった。
何より、SNSの盛り上がりがすごい。
百合婚ーッ!!!!!#水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/v97AsSh02B
— 雨野広(休憩コーナー) Ameno Hiroshi (@ameno_hiroshi) October 2, 2022
このあと、どんな展開になるのかは予想がつかない。
とりあえず、目の話せない作品になりそうだ。