第3話は、腕を失った少女を完全治癒してみせたり、モンスターを退治したりと、色々と盛りだくさんな回であった。
第1話の雰囲気からしてみると、第3話はかなり異質なものだった。
まず、腕の治療について、サラサちゃんは「お金がかかる」と宣う。
サラサちゃんが言ってることは正しい。だがしかし、サラサちゃんみたいなキャラクターのセリフとしては受け入れにくいところはある。
例えば、ブラックジャックみたいな、そういうキャラクターが言うのなら良いんだけど、ここまでの流れをみている限り、かなり違和感を感じてしまった。
ここは王道で、お金のことは顧みずポーション使って、そこから色々と展開した方が好感度は上がったと思う。もしくは、サラサちゃんがお金にこだわるところの下りを、もう少し入れたほうが説得力はあった。
そして見せ場のアクションシーン。
色々とやってるけど、結局サラサが一人で倒してしまっているので、村の人々との教頭の意味が薄れてしまう。
作画はすごかったけど、キャラクターの雰囲気まで変わってしまっているのは、ちょっとやりすぎではないかと思ってしまった。
wikiをみてみると、第1話から第3話まで、脚本、絵コンテ、演出、作画監督、総作画監督について、ほとんど別の人がやっている。作品が全体的にバラバラなのは、そのせいだろう。
というわけで、自分はもうこれは観なくても良いかな。