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ぼっち・ざ・ろっく! 第12話【最終回】 感想 期待していたのとは違った 

 

 TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」が無事最終回を迎えた。

 

 まずは、とても面白いアニメを制作してくれたスタッフ、関係者、声優のみなさん、そして原作者のはまじあき氏にお礼を言いたい。今期、いや今年の中でも、トップレベルに面白かったし、感動させていただきました。特に、オーディションのライブをみると、未だに泣けます。

 

 

 

 

 で、その最終回について、正直な感想を述べさせていただきます。

 

 結論からいうと、直感的に、あまりグッと来なかった、というのが正直なところ。

 

 第11話が終わった時点では、最終回に、ものすごくかっこいいライブシーンが繰り広げられるという期待しかなかった。

 

 ところが、本番では、ぼっちちゃんのギターが切れてしまうというトラブルが発生。喜多ちゃんのアドリブ、ぼっちちゃんのリカバリーでことなきを得る。2曲終了後、突然コメントを求められたぼっちちゃんは、テンパって観客席にダイブし、ライブはそこで中止―――――という展開であった。

 

 この展開は、あまりに斜め上すぎて、ちょっと入ってこなかった。そして、他のライブシーンと比べると、感動は少なかったように思う。

 

 第5話のオーディションで、虹夏ちゃんや結束バンドのために覚醒するぼっちちゃんのシーンや、初めてのライブで浮足立つ結束バンドメンバーの中、ぼっちちゃんの超絶ギターソロで空気を変えたシーンと比べると、文化祭のライブシーンはどうしても見劣りしてしまう。

 

 SNSをみると、ギターの弦が切れる運の無さとか、それを酒瓶でリカバリーしちゃうところとか、観客席に飛び込んで自爆するハチャメチャさとか、これぞ「ぼっち・ざ・ろっく」という意見が多かった。もう一度最終回をみてみると、なるほど、たしかにそうかもな、という気にもなってきた。

 

 でも、例えば、2曲めが終わったあと、お父さんか虹夏ちゃんのお姉さんが舞台に飛び込んでギターを直し、そこで「青春コンプレックス」を完璧に引いてライブは大盛りあがり、そこでコメントを求められたぼっちちゃんが観客席にダイブ・・・・なんて展開だったらどうだろうか。

 

 まぁ、まだまだ、物語は途中ということなのだろう。願わくば、いつか、結束バンドの完璧なライブシーンをみてみたいものである。

 

 というわけで、2期にものすごく期待しています。