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解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ 第1話 感想 手抜きにみえてしまう

 TVアニメ「解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ」は、岡沢六十四氏による同名小説のアニメ化作品である。

 

 

 この、主人公が組織や冒険者パーティをクビにされたけど、実は強大な力を持っていてあとで無双する。というパターンが流行っている。

 

 この場合、クビにされた理由と、その実力が、なぜ首にされたときに分からなったのかというあたりがうまく説明できないと、物語としてつまらないものになってしまう。

 

 この「暗黒兵士」については、その点については納得できそうな理由がある。主人公は魔法が使えないために魔族から首にされてしまったが、実は人間で、人間がもつ秘めた力が圧倒的なものであった、というものだ。

 

 原作小説は未読だが、コミカライズは読んだことがある。

 現在、期間限定で無料公開中だ。

 

 さて、アニメの第1話だが・・・よく言えばテンポが良いとも言えるが、原作コミックスからいろいろと端折られているところがある。

 

 特にダリエルが試験を受けるシーンでは、はっきり言ってしまうと手抜きのようにみえる。

 少なくとも、ダリエルの矢がいろいろなものと貫くシーンとか、ダリエルが砕いたはずのハンマーのかけらは描く必要があった。

 

 最近のアニメをみると、必要以上に作画にリソースを割く作品が増えてきているので、これだとどうしても見劣りしてしまう。

 

 原作はここから意外に盛り上がっていくので、作画の向上に期待したい。