TVアニメ『ひとりぼっちの異世界攻略』は、五示正司氏によるライトノベルのアニメ化作品です。
基本的なストーリーは、異世界転送ものです。ストーリーは、今のところタイトルに合っています。しかし、かなり失敗しているのが、全体的に緊張感がゼロなこと。
「ひとりぽっちの~」タイトルから連想されるのは、危機感です。たったひとりで異世界を攻略するという、そのミッションの難易度が、この作品の面白さを左右するんだろう、という先入観が入ります。
しかし、アバンで出てきたゴブリンはかなり子供っぽいデザイン。本編に入っても、余ったスキルを機械的に使っていくだけ。
ピンチらしいピンチもなく、たんたんと話が進んでいくので、途中で投げ出したいほど退屈です。
なんでも、WEB版は当初は『チートスキルは売り切れだった(仮題)』のタイトルで小説家になろうにて2016年10月から連載されていたそうです。そっちのほうが、内容にあっていて良かったのではないでしょうか。タイトルを変えてもつまらないのは同じですけど。
良いところといえば、主人公の頭の中のセリフにあわせて、いちいちキャラクターの口を動かさないところです。あと、委員長のキャラデザが良いですね。でも、今のところそれだけかな。
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