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アクロトリップ 第1話 感想 アニオリは失敗していると言わざるを得ない

 TVアニメ『アクロトリップ』は、佐和田米氏による同名漫画のアニメ化作品です。『りぼん』にて、2017年3月号より2023年1月号まで連載され、完結しています。

 

 アニメ第1話が始まると、まず特徴的な目のデザインが目立ちます。はっきりいって、やりすぎです。アニメの「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」もそうだったけど、たまに、目のデザインに凝りまくるアニメがあります。

 何を目的にしているのかはわからないけど、キャラクターの目の中を異質なものにされると、ずっとノイズになって、作品に集中できなくなるんですよね。ついでに、老人キャラの目をぱっちりするのも苦手です。

 

 ただ、それを除けば、ほかの作画や絵コンテはなかなか良いですね。丁寧に書かれているし、細かいところまでよく動いていて、良い感じです。

 

 しかし、脚本がよろしくないです。

 原作第1巻の無料部分を読んでみると、地図子とクロマが喋るところまでは、完全なアニオリと思われます。

 

 まず、世界観の説明に失敗しています。このアニメの世界は、魔法少女とモンスターがいる世界のようです。でも、アニメ第1話では、主人公がモンスターや魔法少女を認識しているのかしていないのか、実に曖昧になっています。

 

 次に問題なのが、AパートとBパートでは、主人公は大きく髪形を変えているところです。一瞬、同じキャラかどうか迷いました。なんでこんなノイズになるようなことをしたのか、理解に苦しみます。変えるなら、アニメの中で一つシーンを入れるべきでしょう。

 

 このあとも、原作を大きく変えてくるようなら、面白くない作品になっていく可能性が高いです。でも、敵がなんとなく憎めないキャラだったり、魔法少女が出てきたりと、どこかゆるい雰囲気はなかなか良いので、とりあえず視聴継続です。

 

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