
TVアニメ「魔術師クノンは見えている」は、南野海風氏による小説のアニメ化作品です。
コミカライズも発売中です。作画の質は高く、内容も面白いです。発売されれば、amazonのランキングの上位に顔を出す、人気作品です。
自分も大好きな作品で、全巻持っています。魔術の世界を独創的に描くとともに、クノンくんの軽妙な貴族トークが実に楽しいです。
その漫画がアニメ化されるということで、小説やコミックをそのままアニメ化してくれれば、いい作品になるだろうな、と期待していました。
ところが、やっぱりその願いは叶いませんでした。アニメ第1話は、妙な改変のオンパレードで、がっかりです。
例えば、第1話では、クノンくんが、「ミルクの入ってないミルクティーを」と答えるシーンがあります。これは、原作コミックスの第7巻に登場するセリフです。アニメでは、それをさらっと流してしまいます。でも、コミックスでは、そのクノンくんのセリフに対し、「普通の紅茶だね?」とツッコミが入ります。どう考えても、こっちのほうが面白いです。
まぁとにかく、原作に対して、何か変化をつけたいという脚本家の執念には、辟易してしまうばかりです。面白いものになればよいのですが、だいたい逆効果です。東島ライダーのように、原作を引き上げる改変は、ほんと稀です。
あと、ついでに気になっていることなんですけど、どれもこれも早見沙織さんを起用するっていうのは、どうなのかと思っています。
spyファミリーのヨルさんとかはぴったりです。でも、クノンくんの声に早見沙織さんのイメージはありませんでした。別作品ですけど、女子高生役に早見沙織さんっていうのも、なんか違うような気がします。
あと2、3話みてみますが、こんな調子だったら、途中で切ることになりそうです。
