第2話はなにかテコ入れが入ったか?
第1話よりも違和感や不具合は少なかった。
また、主人公が存在感を出し、幼馴染のミンホアは可愛いく描かれた。
さらに、グリペンの作画は実に美しく、グリペンを演じる森嶋優花さんの声質も大変よろしい。
第1話では、普通の画ばかりで構成されていたが、第2話ではディフォルメ調の画が多用された。
こういう表現は良いと思っている。
普通の画ばかりだと変化が乏しく、飽きてしまうが、ディフォルメが入ることで変化が出るし、視聴者の「見る気」を延長させると思う。
作画班も、少し楽になるのではないか?
ただ、疑問なのは、グリペンが兵器(?)であることを、慧が、なんの疑いもなく受け入れていることだ。
このアニメでは、この世界における人間の科学力のレベルが説明されていない。
名作「プラスティック・メモリーズ」のように、ロボットがパソコンのようにありふれたものならば問題はないのだが、これまでの慧たちの生活を見る限り、人間型兵器というのはどう考えてもありえない代物だ。
そこは、事前にそういうシーンを入れるべきだろう。
例えば、回想シーンで、グリペンが明らかに人間と違う何かをみせるとか。
慧のセリフにも、「どうみても普通の女の子のしかみえない・・・。ホントに人間ではないのだろうか・・?」というような表現が欲しい。
ついでに、慧がほぼ初対面の相手を「お前」呼ばわりしていたのも気になった。
仮にも、命の恩人だというのに。
物語の方は、自衛隊の方々は、なぜかグリペンのことを好ましく思っていなかったり、
グリペンが存在できる時間がほとんどなかったり。
まぁきっとギリギリでモノになるんだろうけど。
ちょっと面白くなりそうな予感がするので、もうしばらく視聴を継続する。