最初はちょっと良い感じにはじまった「精霊幻想記」。
しかし、回を重ねるごとに、ちょっと乱雑な感じを受けるようになってきた。
あまり良くないような感じがするのは、キャラクターの多さ。
女の子のキャラクターが次々と現れては消えていく。
SAOなんかも主人公がいろいろな女の子を攻略していくけど、精霊幻想記の場合は一つ一つのエピソードが弱すぎて、キャラクターの無駄遣いのようにみえてしまう。
世界観とか、セリフの選び方でも気になることが多い。
日本の江戸のような町並みと服装の街において、リオの服装は違和感がありすぎる。
このあたりはどうにかならなかったのだろうか。
風呂を建設するほどの精霊術があるのだから、ピンチのときに変身するのも難しくないんじゃないか。
特にひっかかったのが、リオが暴漢から女の子を助けるシーン。
リオは女の子を助けた後、近くにいたサヨに「大丈夫ですか?」と声をかける。
暴漢がサヨに襲いかかったのなら分かるが、近くでみていただけのサヨにかける言葉では無いだろう。
おそらくは、当初は違うシーンで、そのままセリフだけが直されずに残ったとか?
こういうシーンの他にも、そのセリフは違うのでは・・・と思うようなシーンが少なくない。
普通のアニメなら、脚本読みとあるはずなんだけど、このアニメも脚本がぎりぎりでつくられていて、脚本のチェックとかは入っていないのかな。