TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」は、これまで、ほぼ原作通りにアニメ化してきていた。
たまに変えることもあるけど、小さな改変で、原作よりも効果的なものが多かった。
だから、この重要なシーンで、原作を大きく改変してくるとは予想外だった。
このシーン、原作では、
市川が先生の存在に気づいて、本を隠す。
お菓子を持っている山田の手を市川が握る。
山田は驚きつつも、先生の存在に気づいて、視線を先生に向ける。
そしてゆっくりと、視線を市川に戻す山田。
そのときの市川の真剣な表情をみて、恋に落ちる・・・・
という流れだった。
ところが、アニメでは、太字の部分がバッサリとカットされた。
なぜだ?!なぜ変えたのだ。
個人的には、原作の方が数段良いと思う。
先生の方をみてからあの表情になった方が、山田の心情の変化がよく分かるのでは無かろうか。
そのほかは完璧といっていいほどの出来だけに、原作ファンとしては、残念の一言だ。