いや、すごかった。
怒涛の展開を繰り広げるシナリオに圧倒されてしまった。
まだ観てない人がいるのなら、ぜひ観て欲しい。
ちょっとでもこのアニメが気になっている人なら、絶対に損はしないはず。
まず、第9話の入りかたが上手い。
カナタは、「そういうことだったのかよ・・・」とつぶやく。
先週の、キトリーとフニシアのことだとすると、違和感があるセリフ。
ところが、こちらの予想を超えて明かされる、驚愕の真実。
これまでに撒かれていた、多くの伏線がつながった。
今までの話自体も全部面白かったけど、それが全部伏線だったとは恐れ入った。
で、このアニメのいいところは、一度衝撃的な展開でシリアスな状況に全振りしておいて、そこから明るい展開に持っていけるところだ。
「絶対に全員で帰り着こう。そして…自分になるんだ!」
いいセリフだ。ちょっと泣けてしまった。
そこからザックとキトリーの婚約発表へ。
これが激的に甘い・・・・!
ザックのキャラクター付がホント効果的。
もうこのへんでアニメ的な胃袋は満杯なんだけど、このアニメはここで終わらなかったのだった。
まさかの、Cパート。
地球がみえて、ああ、ほっこりして終わるのかな、とか油断していた。
目的地は、地球じゃなく、「惑星アストラ」であった。
これにも、伏線がちゃんとある。
ポリ姉のあの台詞は、やっぱり地球が壊滅する可能性があったってことかな。
それにしても、このアニメ・・・原作のタイトル、
「彼方のアストラ」までは伏線だったとは、ホント恐れ入るしか無い。
タイトルは、主人公カナタとアストラ号をかけていたものだと思っていた。
ところが、こんな深い意味があったとは。
ストーリーは言うに及ばず、作画も素晴らしい。
また後世に語り継ぐべき、すごいアニメが生まれてしまった。
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